6年生「Smileプロジェクト」

7月15日(水)

1学期も残りわずかとなりました。今日は、6年生が総合的な学習の時間を通して行っている下級生との交流プロジェクト「Smileプロジェクト」で、1年生との交流会を行いました。

毎年、6年生は、1年生に楽しんでもらおうとスポーツ集会等を計画しています。入善小学校のよい伝統として受け継がれてきた下級生との交流プロジェクト一環です。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年のような交流会は開催できないというところからのスタートでした。

何かできることはないかと、6年生の子供たちとアイディアを出し合う中で、「まだ学校生活に慣れていない1年生のために私たちが何か教えてあげられることはないか」というテーマにたどり着きました。次に、「どのように教えてあげたらよいのか」が大きな課題になりました。文字で伝えるのか、放送で伝えるのか、1年生に伝えるためには一体どうすればよいのか悩みました。子供たちが出したアイディアは、文字だけでなく「劇」で表現するのはどうかということでした。

そして、委員会ごとに分かれて、何を伝えたらよいかを決めていきました。学校目標の「じりつ」に関するクイズを考えたり、寸劇を取り入れて廊下を歩くことの大切さを伝えたりと、それぞれが「1年生に伝える」という目的のもと、様々な工夫を凝らしました。

当日、これまで一生懸命に準備してきたクイズや寸劇に見入る1年生の姿を見て、6年生も達成感をもったことでしょう。1年生はよき学校のリーダーを見習い、6年生はその視線に責任と自覚を感じてさらに成長する、そうやって入善小学校のよき伝統が次の世代へと続いていったらなと思います。

第1回学校評議員会開催

7月10日(金)に、平成2年度 第一回学校評議員会を開催しました。今年度評議員として参加いただいた方々に委嘱状をお渡しした後、学校運営方針やこれまでの学校での取組、児童の様子について報告しました。評議員の方々からはご意見やご質問をいただきました。学校やPTAからの便りの効率的な配付についてや、休み時間の子供たちの過ごし方について等が話題になりました。また、登校時に横断歩道を渡る際、停まった車の運転者に会釈をする姿を見て感動したとのご意見もありました。

これからもたくさんのご支援・ご指導をいただき、本校教育の充実・向上を図るとともに、「地域に開かれた学校運営」を推進していきたいと思います。ご参加いただきました学校評議員の皆様、ありがとうございました。

 

新型コロナウィルスの感染防止等について

昨日、県より入善高等学校の生徒が新型コロナウィルスに感染したとの発表がありました。入善町民から感染者が出たこともあり、本校においては、これまで取り組んできた新しい生活様式のもと「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近での会話や発声をする密接場面」の3条件の極力回避、熱中症に配慮したマスクの着用手洗いの徹底、登校時の健康観察等を実施し、予防に万全を期して様々な教育活動を進めてまいります。保護者の皆様には、お子さんを含めご家族の体調管理にご配意くださいますようお願いいたします。また、感染に関わる誹謗中傷等、人権を侵害するような言動を決して行うことのないよう、重ねてお願いいたします。

避難訓練(6年生)

1学期は「3密」を避けるために、学年単位で避難訓練をすることにしています。6月29日(月)に、6年生が火災を想定した避難訓練を実施しました。緊急の放送に耳を傾け、火災発生の状況を確認した後、担任の指示を受けて、素早く安全に避難していました。「お(押さない)、は(校舎内は走らない)、し(しゃべらない)、も(戻らない)」の約束をしっかり守って行動する姿に感心しました。